【宇都宮市の中学受験】宇都宮大学附属中の中学受験Part4

うちの場合、中学受験をずっと考えて息子の勉強をみてきたものの小学6年生になる前の春休みに中学受験を断念しました。

子供は遠慮なく感情をぶつけることができるものの子供とはいえ自分とは違う1人の人間です。

やはり人の気持ちを変えることは容易なことではありません。

怒鳴ることは相当なエネルギーですし逆流性食道炎となった時、心の葛藤はありましたが子供は別の人間と割り切り中学受験もしないことにしました。

小学6年生になった息子は、4月から12月25日頃まで勉強らしい勉強はゼロという毎日を過ごしました。

それまで私が営む塾で勉強をしてましたが塾に来させることも一切しませんでした。

学校の宿題もやってなかったと思います。

そんな状態の息子の勉強に対して、母親の私は無関心なところにまで気持ちがいってしまっていました。


ところが6年生の冬休み直前のある日、突然息子から「附属中を受験したい」という驚きの発言。

「なに今頃突然、、、」

8ヶ月以上息子の勉強に対して関心をもたなかった私でしたが、びっくりしながら手放しで大喜びでした。

「一体どうしたの？」

聞くと、クラスに宇大附属中を受験予定の女子がいて言われたそうです。

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「あたしは附属中の模擬試験でA判定だったけどあんたなんて取れるわけないもんね」と。

その女子は、宇大附属中の中学受験なら真っ先に皆が思い浮かべる○○セミナーに通っていました。

A判定だった模擬試験は、○○セミナー主催で○○セミナーの塾生以外も受験できるあの模擬試験です。

その女子から馬鹿にされたことが相当悔しかったとのこと。

突然の息子からの飛び上がるほど嬉しい発言は良かったのですが


はて、附属中っていつが試験？

願書ってもう締切ったの？


15年前のことですがはっきり覚えてるのは、あれは祝日か日曜日だったことです。

急ぎ学校の担任の先生の自宅に電話をかけて附属中の受験の詳細を聞きました。

先生は、「明日と明後日が願書の締切日でうちの学校は明日4人分の願書を出す予定です」

担任の先生に事の詳細をお話した結果、校長先生にもすぐに連絡をして下さり、息子の願書を明日1日で仕上げて1人分だけ明後日に出してくださることに決まりました。

次の日、私は朝一番で附属中に願書を取りに行きました。

それに記入し学校に届け、先生も内申書等を1日で仕上げて下さりました。

息子も早退して写真撮り。

一転して受験モードです。

まず息子に言ったのは


「受けるからには半端なしで合格するために勉強してもらうよ」

「これだけやったら落ちたとしても悔いはないってところまでやる、ということでよろしいか？」

息子は「やる」と言いました。


我が家の中学受験が決まった数日後に学校は冬休みとなり我が家の中学受験（2週間）がスタートしました。