【宇都宮市の個別学習塾】高校受験の物語（D君）

今回はD君の高校受験の物語です。

《入塾》中学3年生の8月

《受講科目》英語と数学→数学のみ

《通塾ペース》月に6回、1回の授業時間は2時間


D君はお母さんと2人でこちらの塾にお話を聞きに来てくれました。

入塾したら英語と数学の2教科を希望ということでしたので学力を確認したところ、英語はアルファベットが書けるだけと言っていいくらいの状態。

数学についてはほとんど何も分かっていなくて小学生の算数についても不十分な状態でした。

学力チェックの後、算数と数学の間違った箇所の中からピックアップして少し授業をしました。

短時間でも実際に私の授業を受けてもらい、私の説明の仕方、授業の進め方などを入塾するしないの判断材料にしてもらいたいからです。

こちらの塾では勧誘は一切致しません。

お問い合わせ頂いてこちらの塾にいらした際

「入塾するかどうかはゆっくり相談して決めてください。こちらの塾で頑張ってみようかなと思っていただけましたらご連絡ください。」とお伝えしております。

入塾前提でお問い合わせをいただくこともありますし、こちらの塾でお話を聞いて即入塾ということもあります。

中学生と保護者様が「この塾ならきっといい結果が出る」「この塾になら任せたい」という気持ちがなく入塾して、結局続かなかったということはなるべくないようにと思っています。

D君の場合も学力チェックと簡単に授業をした上で、こちらの塾の授業の進め方、Dくんに対する学習計画のお話をしました。

「こちらの塾で頑張ってみようかなと思われたらご連絡ください」と私が言い、D君とお母さんが部屋を出ようとしたその時です。


「オレ超やる気みなぎってるし！」


D君はちょっとやんちゃな感じのする、でも明るくてハキハキしていてクラスのムードメーカーのような男の子でした。

「なにそうなの？あんた早く言いなさい！！」

D君とお母さんは戻り、入塾するということで通塾日程を予約してくれました。

D君は英語と数学を頑張るということで2教科の受講に決めました。

中学3年生の8月ですから英語についてはギリギリのラストチャンスです。

アルファベットしか書けない英語力のD君でも、本人が本気で取り組めば栃木県立の高校入試での満点は可能です。

こちらの塾では実績があります。

しかし8か月足らずで3年分の英語を習得するのですから、それ相応の本人の努力は不可欠です。

英語は他の教科とは違います。

中学1年生、2年生内容を完璧に習得したからといって、実力テストや高校入試での高得点は望めません。

英語は全ての単元を習得して初めて高得点を目指すことができる教科です。

このことをきちんと認識している中学生と保護者様は少ないかもしれません。

英語の長文は、中1～3年生で習うすべての単元が盛り込まれていますので、3年分の学習を終えていないと長文の内容を理解して読むことは難しいのです。

それですので、英語において高校受験での高得点を目指すのであれば、中学生で習う3年分の英語の習得することが絶対必要になるわけです。

（続く）
 

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