【宇都宮市の個別指導の学習塾】点数に繋がることを考えた的を絞った学習を特に高校受験生にはお勧めします。





ブログの中で私は「勉強の質を上げる」ことの重要性についてよく書いています。

 

この「勉強の質を上げる」ということは、高校受験までに残された時間に余裕のない高校受験生には特に必要なことです。

 

仮に1日3時間の勉強時間を確保できるとします。

 

「3時間机に座って何かをやっていれば勉強」という考えの中学生もいるのではないかと思います。

 

中学生が何のために勉強をやっているのかというと簡単です、点数のためです。

 

テストで点数を上げるために机に向かって時間を使っているはずなのですから、その間の時間が点数に繋がらない事をやってるとすれば、それは勉強ではないと思います。

 

家で問題集を解いてくるように言うと、数学だと計算問題のみを解いてくる中学生がいます。

 

私が見てきた中学生の中には、そういう解くのに困難でない計算問題しか取り組もうとしない中学生はたくさんいました。

 

「数学は計算問題しかやりたくない」とはっきり言った中学3年生もいました。

 

そういう中学生は点数に結び付く勉強というのはほとんど意識しておらず、そもそも勉強の目的について考えてはいません。

 

そういう中学生ですが、本人がそこまで計算問題しかやりたくないというのであれば計算問題に絞らざるを得ません。

 

英語は単語などを覚えなくてはならない暗記科目であるため、その中学生はもちろんやりたくないと言って英語と数学の二教科受講から数学のみ（計算問題のみ）の受講に変更しました。

 

めんどくさいということで英単語を覚える気がなく、英語のルールである文法も覚える気がない中学生はたくさんいますが、それですと英語の点数を上げることは不可能ですので、英語の勉強はやめてしまう方が前向きだと私は思います。

 

目標も目的もなく、なんとなく英語に対して使ってる時間なら、少しでも点数に繋がる数学とか他の教科に回す方が賢明だと私は思います。

 

数学や理科などのように単元がはっきり分かれている教科は、時間に限りがある高校受験生にとっては的を絞った学習がしやすいので、点数を期待することも可能です。

 

英語の学習を打ち切るというのはなんとも聞こえが悪いためでしょうか、、、

 

英単語や文法を覚える気がないにもかかわらず、英語の勉強を続けることを希望する中学生ばかりです。

 

英語の勉強はやりたくないけど親に言って通る話ではないから、、、と本音を聞くこともあります。

 

「テストでの点数アップや高校受験などが勉強の目的である」ということを踏まえて物事を整理して考えれば、今の時間をどのように使うべきかということは自ずと明らかになってくるものです。

 

なんとなくの勉強ではなく、何に時間をかけるべきであるか。

 

やるべき事を選択して学習するべきです。

 

毎年秋になると、これまで英語で覚えることを頑張ってこなかった中学3年生に対しては、高校受験での英語の得点については諦めるという選択も必要になってきます。

 

英語は高校生になってからも大学受験でも必要な教科です。

 

場合によっては高校受験を意識しての英語学習ではなく、英語の基礎学習というように目的を変えることを保護者様や中学3年生に伝えることもあります。

 

高校受験まで残り時間がたとえ一ヶ月になろうとも、その時間の中でやることはいくらでもあるということです。

 

大切なのは最後の最後まで点数に繋がることを考えて、的を絞った勉強をするということです。