【宇都宮の個人に合わせた指導をする塾】理科を中学生に教えるにあたって

こちらは英語、数学、理科を中学生を中心に教えている塾ですが、中学受験にも対応しています。

前回は数学について書きましたが、今回は理科についてです。

よく理科は暗記科目だから覚えればいいだけと思われがちですが、それは社会の話です。

理科は物理、化学、生物、地学と4つに分類できますが、暗記要素は生物と地学です。

物理と化学は計算が必要なものもありますが、何よりも日常生活から離れたピンとこないことの学習なので私は好きではありません。

数学のように答えは1つ、英語や社会のように覚えることがはっきりしている教科は取り組みやすいですし、やれば点数アップなのでやる気も出ます。

理科は暗記のみでなんとかなる単純な教科ではありません。

学生の頃は適当にやり過ごした私でしたが、40代になって理科の勉強のやり直しに取り組んだことがあります。

こちらの塾に来ている中学3年生が天気の単元が分からないと相談してきたのがきっかけでした。

学生であった当時はそこまで熱心になんとかしようともせず、得意科目の英語と数学で理科の点数カバーと割り切った私でした。

その理科も、今なら完璧に習得できるものなのか？という興味もありました。

そこで、天気について参考書をしっかり読み進めていきましたが、すぐに「なんで？」にぶち当たりました。

私が大体で話を進めることが好きでない性格のためというのもあって、学習は前に進まず横に広がっていく状態でした。

分からないことについて調べるうちに、また分からないことにぶち当たり枝のように分からないの先に分からないがある状態です。

多くの塾は、説明時間は15分くらいで、すぐに問題を解かせると掛け持ち・乗り換えの中学生に聞きますが、私のように理解が遅くて細かなところを流せない生徒に対応できるものなのかな？と思います。

私の場合は、こちらの塾の理科担当（息子）に一つ一つ質問攻めで解決できました。

私が言うのもなんですが、「そこ気になる？」というような些細な疑問にもきちんと回答し「分からない」がとことん解消するよう説明の仕方を変えたり、分かりやすい日常のことを例にとって説明したり、うちの塾の理科は突き詰めるタイプの中学生には特にオススメしたい授業です。

こちらの塾は教科にかかわらず、授業の大半を説明時間に当てています。

ということで、理科は単純な暗記科目ではありませんので、しっかり理解し習得することで高校進学後もスムーズに学習を進めることができると思います。