【宇都宮市の個人経営の学習塾】塾長の子育て振り返り記⑤

2人の子供たちに習い事をさせたのはスイミングと空手のみでした。

スイミングは未就学児の時から始めましたが、これはママ友に誘われたのがきっかけなのと、私が平泳ぎの手と足の動きが分からず、子供達には私の二の舞とならず美しく泳げるようにという想いからでした。

空手は精神的に強くなるという空手イメージもありましたが、いじめが多い昨今、なんか暴力的なことに巻き込まれた時にひるむことなく空手をやってたことがプラスになればいいなという短絡的な動機でした。

娘に対しては、やはり女性は男性には力では及ばないので、という想いがありました。

スイミングについては一通り美しく泳げるようになったので、また空手についてはせっかくなので黒帯まではと思っていたのですが、本人達がそこまで黒帯に対して執着がないということでしたので2人とも小学5年生ぐらいの時には習い事は辞めていました。

他では小学生の我が子には毎年スキーとキャンプに参加させました。

学習塾を経営しているため土日は必ず塾の予約が入りますし、なかなか家族サービスは難しい状況でしたので、それなら「子供1人で行ってこい」ということで旅行会社主催の子供のみ参加のそういったものには積極的に申し込みをしました。

友達を誘ってとか、兄弟揃ってとかではなく全くの1人での参加です。

誰も知らないスキーやキャンプに参加することに抵抗もなく喜んで参加してくれたのは嬉しいことでした。

2人とも結構コミュ力はあるようですが、1度小学生の中学年の娘に聞いたことがあります。

「全然知らない子ばっかりでどうやって友達作るの？」

「バスに乗ってまず、『おやつ何持ってきたのって聞くの。あっ、それおいしいよね、あたしもそれ好き。』というように仲良くなっていく」

と娘は話してました。

我が子ながら引っ込み思案でないところは大きくプラスな一面です。

その娘ですが、中学生の頃からミュージシャンになりたいと具体的な将来の夢を持ち始めましたので、ギターをプレゼントして中学2年生からギター教室に通わせました。

成人した今もギター教室には通っているそうですが、高校卒業後に東京に行き、働きながら音楽活動をするという本人の希望はコロナにより実現せず、宇都宮で就職して今はもう音楽は趣味の範疇に収まっているようです。

（続く）