【宇都宮市の英語に特化した学習塾】夏休みに向けて塾に通う中学生達の勉強に対する意識が変わるよう働きかけをしています。

夏休みに向けて「やるぞ！」という意気込みに欠けるこちらの塾の中学生達に、勉強態度が変わってくれるよう働きかけをしている最近です。

英語の詰め込み学習は7月にはスタートを切らないと高校受験までの英語の習得は厳しいのですが、7月より前にこちらの塾で英語の勉強をスタートさせていても未だ何も身についていない状態の中学生もいます。

そんな現状を知らない保護者様に塾に通ってるのだから…と期待をさせてしまってはいけませんし、現状をお伝えしてお子様への働きかけや話し合いをしていただいた方がいいと私は考えています。

塾や保護者様からの働きかけで中学生がスムーズにやる気モードに転じるという理想的な流れにはなかなかならないのが現実ですが、それでも中学生と突き詰めた話を私はしています。

家でさっぱり覚えてこない中学生には、覚えてこない理由を聞いてそれをハッキリとさせます。

「覚えるのがめんどくさいの？」と聞くと

「めんどくさい」とハッキリ答える中学生。

「めんどくさくはない」と答える中学生。

「めんどくさい」と答えて、「これからも英語の単語も文法も覚える気持ちにはならない思う」とまでハッキリ中学生が言うことも少なくありません。

その場合、英語についての成果は見込みゼロなので英語の受講はやめて今英語に充てている時間を全て数学に注ぎ込んだ方が前向きかと私は思います。

覚える気がないと本人が言いつつも、なぜか英語の受講を中学生は希望したりするものです。

その理由はなぜか？

○結果が出るわけがないことは明確なのに、英語を受講することで英語を勉強している気分になれるからか、、、

○「英語を覚えるのはめんどくさいと親に言ったら怒られるし、英語の勉強をしたくないと言ってもそんな話は通るはずがないから」と答える中学生もいます。

このどちらかでしょう。

保護者様の全員がこのような現実をご存知ではないだろうと思います。

「めんどくさくない」と答える中学生ですが、めんどくさくないのになぜ覚えてこないのか、、、

「めんどくさくない」と言いつつ覚えてこない中学生ですが、体調不良などならともかく毎回覚えてこないのですから、これは口だけ「めんどくさくない」と思われても仕方がないかと思います。

夏休み目前の今、「英語を覚えるのはめんどくさい」「これからも英語を覚える気はない」と中学生自身がはっきり言っているのなら、英語に時間を注ぎ込むのはただの時間ロスでしかありません。

「やる気はある」と微妙なことを言って行動が伴わない中学生もいますが、

「英語を続けたい」 「覚える気はある」と言うのであれば言葉はきついですけどシンプルに「やれ」です。

結果を出すために通っている塾ですが、保護者様は塾に対して目的意識はしっかりお持ちの方が多いです。

しかし中学生はと言うと、塾に目的意識をもって通っている中学生はほんのひと握りです。

中学生が勉強をしなくても見過ごしてうるさいことを言わなければ、結果は出ないでしょうが中学生は気持ちよくこちらの塾に通ってくれるのだろう、、、と思います。

ビジネス的に考えればその方がいいのかもしれませんが、どうも自分は性格的にそのようになれません。

これは20年の学習塾経営でずっと板挟みのことです。

しかし口うるさいこちらの塾ですが、最近何人かの中学生にプラスに働きかけができたかも…と思えるような感覚がありました。

プラスに働いたかどうかについては中学生の次の通塾で何か感じることができるかもしれません。

期待したいと思います。