【宇都宮市の個人塾】子育てについて私が思うこと。

英語と数学の学習塾、鈴成館です。

小学生と中学生を対象としております。

小学生と中学生に共通して言えることですが、分からないけどなんとなくで答えてしまう。

これはよくあることなのですが、なんとなくで答えて合っているわけがないのにそこは気にしないようです。

これは算数、数学でよく見かけることですが、なんでこの答えになったのだろう、、と思い生徒に聞くと答えた本人が答えることができない。

足しとけ引いとけ掛けとけ…で答えを出したのでしょう。

もっと酷いと、「なんか答えを書いた方がいいと思いました」「当てずっぽうで答えました」と呆れ返る返答、これもあるあるです。

度々ブログに書いてますが「聞いてませんでした」「めんどくさい」発言もあるある。

小学生の低学年のうちから、学校から帰ったらほぼ毎日何らかの習い事に時間を取られ、帰ったら学校の宿題、夕飯、風呂、そして睡眠。

そんな慌ただしい生活の中で家庭内での会話や躾が手薄になっているでは、、、と思ったりもします。

親御さんも共働きで忙しく、上の子の習い事の送迎の合間を縫って下の子のお迎え、、、なんて話はよく聞きます。

「早くご飯食べて宿題やっちゃいなさい」

「勉強やってるの？ちゃんとやりなさいよ！」

そのような親の声がけで「はい」と素直に親の言うことを聞く子供ばかりではありません。

自分の部屋に戻ればスマホばかり。

本気で子供に勉強をさせたければ

○スマホを取り上げる。というか必要が無いのでウチは与えませんでした。

○勉強は親の目の前でさせる。

○勉強をしている姿ではなく勉強の中身を見る。

○やるべきことをやらなければ、、、義務と権利です。

口で言っただけで素直に言うことを聞く子供ばかりではありません。

聞く子なら初めから聞いてます。

そしてそういう子は手を離せば楽な方、楽な方に簡単に流れます。

親がいくら望んだり働きかけたりしても、子供は自分の意思で動く1人の人間です。

「育ててやってるんだから」とか言うのはご法度で、扶養から外れるまで親は子供を自分の納得する育て方で育てればいいと思います。

勉強、塾、スポーツ、習い事…と我が子に色々経験させたい親の気持ちはよく分かります。

しかし、約束を守るとか、やらねばならないことはやらなくちゃいけないとか、人の心の痛みが分かるとか、そういった子供の本質磨きが疎かになってはいけないと思います。

ものの考え方とか人生の選択の仕方とかは、成人するまでに関わった人間と環境によって培われるものだと思います。

そして、それは親御さんからのものが大きいと思います。

うちの二人の子供の発言

↓↓↓

「僕は母の背中を見て育ちましたよ」

これは成人した息子からの嬉しい発言ですが、

「由美子は反面教師だから」

これは成人した娘の発言。

どういう意味ですか？？笑

勉強絡むと胃酸が上がる日々でしたが、成人してからは2人ともすこぶる良好な親子関係。

中学卒業まで怒鳴って叩いて…を繰り返しましたがそれでも怠ける子供達で、成績は最後の最後まで良くなることはありませんでした。

高校に入ってからは、勉強しろなんて思いもしなかったし一度も言ったこともありません。

赤点通知が来たこともあります。

勉強についての親の働きかけは義務教育が終わるまで。

その後の子供の進学、就職、将来、、、それは全て子供の自己責任。

これが私の子育て方針でした。