【宇都宮市の中学受験】宇都宮大学附属中の中学受験 Part8

学科試験を終えた息子にまず聞いたのは、理科と社会が時間内に終わったかどうかでした。

 

過去問で1度も時間内に終わらなかった息子でしたが本番では両方とも初めて終わらせることができたということで一安心。

 

「漢字は書けた？」

 

「方程式は出た？」

 

聞きたいことは色々ありましたが学科試験についてはもう終わって結果を待つのみ、次の面接準備に取り掛からねば、、、

 

面接で聞かれそうなことを思いつくだけノートに書き、まずは息子に回答させました。

 

それを元に手直しをして完成させた原稿を息子が覚える、、、のはずが、息子の回答があまりにひどくて手直しレベルではなく完全に私が書くことにしました。

 

 

・あなたの欠点はなんですか？

 

―僕の性格はだらしなくてどうしようもないです。

 

 

おいおいそんな生徒、附属中の先生は欲しいか？

 

欠点を言うにしてもプラスに働くことを言いましょうよ。

 

思いがけない質問にこの調子の回答をされては…と思い、たくさんの質問事項とその回答を準備し、あとは入室から退室までの面接での注意点を伝えました。

 

そして面接試験が終わり、どうだった？と聞くと

 

「志望動機を聞かれた時、僕は覚えたのを答えたから1回でその質問は終わったけど他の子は更に色々聞かれていた」と言ってました。

 

附属中の志望動機をはじめ、更にの質問のしようがないほど長文での回答を準備しておきました。

 

「母と言わなくちゃいけないのにお母さんって言っちゃった…」

 

「そんなことはどってことないよ」

 

「あ、やっちゃったと思っているだろうな…と先生はプラスにとってくれてるんじゃないかい」

 

 

面接でやってしまった、、、と思っている息子を励ましてる訳ではありません。

 

社会人が「母」と言うところを「お母さん」と言ったら相当まずいですけど、附属中の先生方が見ているのはそこではないと私は思っています。

 

 

あとは合格発表を待つのみ。

 

中学受験で他にやること、、、

 

部屋をきれいにしよう！！

 

いい運を呼び込むぞ！

 

それから初詣に行ってなかったけどお墓参りに行こう。

 

不特定多数の人のお願いをきいてくれる神様より、ピンポイントで守ってくれるご先祖さまにお祈りをしよう。

 

 

、、、神様、失礼なことを申しました。

 

 

そして合格発表の日。

 

息子の小学校からは5人の宇大附属中の受験でした。

 

 

・女子3人→3人全員があの大手学習塾○○セミナーの塾生です。

 

・男子1人→違う大手学習塾に通っていました。

 

・そして息子→鈴成館（私が経営）

 

 

合格発表を見る前に受験生のお母さんから息子の受験番号を聞かれました。

 

他の4人は続き番号なので合否がバレバレですが、息子は他の4人とは1日遅れの滑り込みでの願書提出でしたので気になったのでしょう。

 

いやいや教えるわけないない、最初に合否を知るのは息子と私でなくちゃダメでしょ。

 

ということで聞かれても教えずです笑

 

やれることはやったし合格は有り得るけど、、、

 

 

合格しました！でしたが、すぐにその後はくじ引きです。

 

息子の頃は学科、面接試験で合否を決めたあとはくじ引き（完全なる運試し）が待っていました。

 

仮に学科試験が1番の成績であっても不合格になるという完全なる運のみの話です。

 

合格の機会を平等に、、、といういくら考えても納得がいかないシステム。

 

何十年も前、私の宇大附属中の中学受験の時もクビ引きがありました。

 

その時はくじで落ちたとしても、学科試験で成績のよかった生徒から順に何人かを合格させるということでまだ納得がいく話でした。