【宇都宮市の高校受験の物語】（うちの息子K・附属中の中学受験その後 Part4）

（前回からの続き）

中学3年になった息子に対して、勉強に対して口出しせず、塾へも参加させずを続けましたが、夏休みが終わり10月頃だったでしょうか、、、息子が勉強をみてほしいと言ってきました。

しかし、それはそんな嬉しい言葉なんかではありません。

「どこか県立高校が受かるレベルで勉強をみてほしい」

こんな発言ありますか？？

私は塾に来てくれる生徒に対して、当たり前なことですが、引き上げれるところまで引き上げることを考えます。

しかし、息子の「勉強を見てくれ」は「最低限の勉強しかやらない」が前提です。

「自分で勉強しなよ。頑張らない前提の子なんて教えようがないだろ。」

私は断りました。

その後、息子から勉強をみてくれと言ってくることはありませんでした。

これまでに息子以外にもこういった理由でお断りしたことが1度あります。

その子は高校生でしたが、学校の英語の授業がさっぱり分からないので中学英語を教えてほしい、ということでこちらの塾にお話を聞きに来てくれました。

学校のテストで全然点数が取れないということでした。

こちらの塾は、小学生・中学生対象の塾としていますが、学習内容が中学生までのことであれば生徒が高校生であってもお引き受けしております。

しかし、この子の場合「赤点を取らない程度に勉強を教えてほしい」ということでした。

赤点を取らないということは、その子の場合100点中30点取れればクリアです。

息子同様、頑張らない前提の生徒です。

初めから「勉強は最低限しかしたくない」と言っているなら、まず勉強は全然しないと思っておいた方がいいでしょう。

特に英語という教科は覚えなければ学習が成立しない教科です。

私はお断りしました。

話は戻りますが、息子がなぜ「どこでもいいから県立高校に入れる程度」と言ったかといいますと、我が家には高校進学の条件があるからです。

私には子供が2人いて息子の下に娘がいますが、2人に対して差別なしで伝えている条件です。

①高校は私立は行かせません。行かないのだから私立は受けません。

→県立高校1校のみの受験です。

②県立高校でも電車・バスなどの交通費がかからない自転車で通える学校

この2つです。

（続く）

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