【宇都宮市の学習塾・鈴成館】小学生、中学生自身が分かりたいと思って塾に通っている場合、成果を出すのはそんなに難しいことではありません。生徒がやる気があるのに成果が上がらないとしたらそれは塾側に問題があるのかもしれません。

宇都宮で学習塾を20年続ける中でたくさんの小学生、中学生を見てきました。勉強に対して意欲がある生徒もいればそうでない生徒もいて、塾に通っての成果はその様子によって大きく変わってきます。難しそうな問題、暗記もの、算数の文章題、国語の読解ですと、きちんと取り組もうとする小学生はひと握りと言っても言い過ぎではありません。小学生の塾通いは保護者様の意向によるところが多く、そうでない場合は「友達が行っているから」というきっかけであったりします。勉強とは知らないことを知ること。また分からなかったことが分かるようになることです。塾通いの目的は様々で、分からずに放置してしまったものを取り返すであったり、中学受験や高校受験に必要な学力を身に付けるためであったりです。小学生の塾通いですが、小学生自身が明確な目的をもっている場合は少ないと思いますので、保護者様がしっかりと目的、目標を持ちブレることなくお子様を導くことが大切かと思います。ともすると小学生の思う勉強は机に向かって問題を解いたり、参考書に向き合ってることと思っているかもしれません。いえ違います。肝心なのはその問題が勉強と言えるものかどうか、また参考書に書いてあることを理解して覚えてるかどうかです。塾にくる小学生で、計算問題のように解きやすいものでないと取り組もうとしない生徒を数多く見てきました。そういった時の小学生の保護者様の対応は大きく2つに分かれます。1つは結局のところ保護者様が諦めてしまう、もう1つは子供に家でしっかり勉強をさせて保護者様がその勉強の中身までしっかりチェックするです。様々な理由でなかなかそこまでできる保護者様ばかりではないかと思いますが、勉強の意欲のない小学生にホントの意味での勉強をさせようと思ったら、本人任せというのではなかなか難しいかもしれません。塾での時間より家庭での時間の方が圧倒的に多い訳ですから、本当は家庭での時間をしっかり勉強にあててもらえたらと思います。小学生、中学生自身が分かるようになりたいと思って塾に通ってくれてる場合、成果を出すのはそんなに難しいことではありません。生徒がやる気があるのに成果が上がらないとしたらそれは塾側に問題があるのかもしれません。勉強に対してやる気のない小学生と中学生を引き上げること、これが塾を続ける中で私が思う大きな課題です。