【宇都宮市の学習塾・鈴成館】塾を経営していて小学生・中学生の｢勉強が分からない｣｢勉強の仕方が分からない｣が時に厄介です。

宇都宮市で20年学習塾を続けてます私、鈴木由美子は中学生の時から大学受験まで、英語と数学で点数の低い理科と古文をカバーしてきました。大学受験まで塾に通ったり、家庭教師に教わったりということをせずにずっと独学でした。高校生の時は理科については何とかしたいと思い放課後によく学校の先生の元に通ったりもしましたが、結局のところ「分からない」から抜け出すことはできませんでした。そんな私ですから「分からない」ということはしっかり経験しております。

「勉強が分からない」とか「勉強の仕方が分からない」とかいう言葉をよく耳にしますが、重要な点は果たして本人が努力してでも分かりたいという気持ちがあるかどうかです。
塾を経営していて思うのですが、小学生、中学生が分かろうとする気持ちを持たずに便利にこの「勉強が分からない」「勉強の仕方が分からない」という言葉を使うのが厄介です。保護者様の中にはお子様が勉強に対してやる気のないことを見抜けずにこういった言葉を信じてしまうことも少なくありません。「塾に通っても成績が伸びない」という言葉は塾側に責任があるかのような発言ですが、確かに分かろうとしている小学生、中学生の場合でしたら塾側になんらかの問題があると私も思います。しかし実際のところ勉強に取り組もうとする小学生、中学生ばかりではありません。「説明を聞くのも問題を読むのも考えるのもめんどくさい」「数学は計算問題以外はやりたくない」「英語は単語を覚えるのがめんどくさいからやりたくない」などなど小学生、中学生の本音を散々聞いてきました。そういった本音を親に伝えることができる小学生、中学生はひと握りです。多くの小学生、中学生は親に怒られるから言いたくないと言います。働きかけて取り組もうとするなら話は早いのですがそう簡単なものでもありません。

私は2人子供を育てましたが2人とも勉強に関しては簡単にはいきませんでした。「勉強はめんどくさい」「遊ぶ時間が減る」といろんなことを言われました。「中学3年生までは勉強は子供の仕事」とブレずに子供に接しましたが相当なエネルギーを要しました。親がいくら頑張っても子供は自分とは違う一人の人間です。そう思い通りにはならないことも分かっているのですが、「私が諦めたら子供は楽な方に簡単に流れる」「めんどくさくてもやらなくちゃいけないことがあることを教えなければならない」という気持ちで中学3年生までは諦めませんでした。…結果、逆流性食道炎になりましたが。