【宇都宮市の個人経営の塾】今どきの中学生、数学の解答あるある

中学生が数学の問題を解いたのを見ると

「なんでこうなるの？？」的な答えを見るものです。

これは塾の先生ならあるある話と思いますが、理由のつかない答えを平気で書いてしまう中学生は結構たくさんいるものなんです。

「どのように考えてこの答えになったの？」と聞いても明確な返答はまずないです。

返ってくる言葉は「なんとなく書きました」だったりで、考えに基づいて答えたものではないのです。

問題が解けないのなら普通は解答用紙に何も書くことができませんので当然白紙となるはずなのですが、今どきの中学生は

「何も書かないよりは何か書いた方がいいと思いました」という不思議な発言をするわけです。

「なんで？？」です。

試験での四択問題とかなら分からなくても当てずっぽうで4分の1の正解を引こうとするべきです。

しかし普段の勉強でそれをする理由は不可解です。

もうひとパターン、中学生あるある話です。

これまで数学で平均点を取れていない中学生が「家で解いてきました」と持ってきたものを採点すると全問正解！！

「自分で解いたの？誰かに教えてもらった？」と聞くと

「ネットで調べて似たような問題を探して答えを書きました」と中学生。

これまた「なんで？？」です。

中学生ならそんなこと分かると思うのですが、それって勉強ですか？意味のあることですか？

ま、ネットから拾って解答を写したとしても、「理解できました」という話なら結果オーライです。

ということで中学生が解いてきたものを消しゴムで消して「もう1回解いてみて」と解き直しをしてもらいます。

するとその結果は全然解けなくて白紙です。

積極的に質問をしたり、成績が上がるために前向きに努力する中学生ももちろんいるのですが、勉強に対しての意識が低い中学生ですと「それって勉強ですか？」というようなことを平気でしがちです。