【高校受験まで時間が無いけど】ラスト5ヶ月の塾乗り換えの高校受験生。

こちらの塾の中３生の様子をご紹介します！

こちらの塾では英語と数学を受講科目としていますが、生徒によって英語のみ、数学のみ、英語と数学、、、というように自由選択です。

夏休みが終わってからの乗り換えで入塾した中３生も今何人かこちらで勉強していますが、高校受験までの時間が半年を切っており学習内容の選択も必要です。

高校受験で結果を出すことを考えてだと、英語の受講は中３の7月スタートがギリギリと私は思っています。

しかも本気でついてくる中学生なら、という条件付きです。

夏休みが終わってからこちらの塾に入塾した受験生ですが、数学が点数が取れないということでのお問い合わせでした。

数学の基本問題もままならないその生徒ですが、英語については基本的なことは分かっている、しかし細かいことまでの知識が十分でないという状態でした。

習得している英単語の数については全然足りない。

そういう英語と数学の状態なので、

○英語を満点目標で引き上げる。

○数学については基本的な問題は当たり前に解けるようにする。
つまり数学の教科書にのっているレベルの問題はスラスラ解けるようにする。

というのを目標にし、英語と数学の2教科の受講となりました。

とても良かったことは、その中学生は暗記に対して「嫌」という気持ちのない生徒で、覚えるのは自分の強みとまで言っていることです。

そして入塾してから今は2ヶ月目になりますが、実際きちんと家で覚えてきてくれてます。

家でやれることは全てこなすという意気込みの生徒ですから、学習の進み方もとても早く、2ヶ月を待たずに中学1年生の英語と数学の学習を終えました。

ただ昨日その生徒に厳しく伝えたのは、数学の問題集を相当量こなしてきてくれてるものの間違いが多いということです。

自力で直る間違いというのは、初めから間違わずに解ける問題ということです。

問題集をやり急いで雑に学習を進める中学生はとても多いです。

問題集が次の単元、次の単元、、、と進むことを学力も積み重なってると勘違いしがちなのかもしれません。

解ける問題をきちんと解くことが出来ないような問題の向き合い方で、果たして学力はつくのでしょうか…

普段の問題に対しての向き合い方が、試験本番でのその生徒の様子と私は思っています。

凡ミスと言われるようなものは、やらない中学生はやりません。

自慢ではありませんが、私は中学生の時にそのような勿体ない失点はほぼゼロでした。

取れる点数がきちんと取れない中学生は、まずそこの改善を考えることがあっという間の点数アップとなるでしょう。

頑張ってるその中３生ですが、そのようなやり急ぐような勉強の仕方では高校受験までの追い込み計画が成し遂げられないという話をしました。

その日の22時頃、その生徒からLINEをもらいました。

細かく抜け落ちているところをきちんと埋めるという初心を忘れてました。
気持ち新たに励みます。

という内容のLINEでした。

高校受験まで5ヶ月というこの時期に、塾替えで鈴成館を選んでくれたその中学生と保護者様に「塾の選択は間違ってなかった」と言っていただけますよう、全力でサポートする気持ちです。