【下野模試・高校受験のための学習】個別指導の個人塾が思うこと。

4回目の下野模試は10/27です。

高校受験に向けての学習、過去問への取り組みについて書きたいと思います。

学習塾によっては過去問を既に授業にとり入れてるところもあるかと思いますが、こちらの塾では過去問は最後の最後に解くべきものと考えています。

高校受験に必要な全ての学習がきちんと終わってから本番さながらの状態で過去問は解くよう指導してます。

本番と同じく時間を気にして何点を取ることが出来るかを知るための過去問です。

必要なことを習得していない状態でちょこちょこ過去問に取り組んでしまっては、出題される問題を前もって知ってしまうことになり、自分の実力を正確に知ることはできません。

ほとんどの中３生は高校入試の過去問が手元にあることと思いますが、実力をつけてないのに解きたがってはいけません。

実力がない＝解けないこと確定です。

それなのに過去問を解く意味が分かりません。

もし高校入試の傾向を知りたいからというのであれば話は別ですが、もし塾通いをされているなら傾向については塾の方で把握しているはずなので大丈夫と思います。

というわけで、過去問を無駄に解いてる時間があるのなら未完成な学習に時間を費やすべきと私は思います。

下野模試についても同様です。

高校受験までの限られた時間を模試の受験のために使うか、それとも未完成の学習のために使うかの選択です。

どちらを選択するにしても、明確な理由があるべきです。

受験生だから当たり前に下野模試、というのではなく、下野模試を受験した方がいい理由があるから受験するべきと思います。

夏休みが終わってからこちらの塾に入塾した高校受験生は複数名いますが、この時期の転塾は２パターンと私は思っています。

ひとつはどこの塾に通っても結果が出ない生徒です。

そしてもうひとつは、最後のチャンスを他の塾にかけてみようと思っている生徒です。

今こちらの塾に転塾してきた高校受験生達は後者の方と私は思って見ています。

その想いをムダにしないために残された時間の中で精一杯のサポートをする、それだけです。