【中学受験・中高一貫校】私が思うこと。

中高一貫校に通う中学生は高校受験をせずともエスカレーター式に高校生になれます。

中高一貫校を志望する理由として、高校受験をしないで済むというのがあるのかもしれませんが、せっかく中学受験をしてわざわざ学区外の中学に通っているのに、本人は勉強に対してさほど意欲的ではないというケースも多々あります。

学習塾を経営していると、「中学受験を考えています」という小学生のお問い合わせを沢山いただきます。

中学受験と言っても、学力勝負の中学校もあれば、適性検査、作文、内申書などで合否が決まる中学校もあります。

中学受験をする中学校の偏差値も様々です。

いじめなどが関係していたりで、学区内の中学校には行きたくないというお子様の気持ちを尊重しての中学受験もよく聞きます。

身近なところでは、皆と違う中学校に通わすことへのブランド感のようなもので中学受験をした人もいました。

私自身も宇大附属中を中学受験しましたし、息子も同じく宇大附属中に進学しました。

（息子の中学受験については長いブログを以前書いております）

私は学ぶことに積極的な生徒が多い環境に我が子を進学させたかったのが理由でしたが、宇大附属中に進学したことを息子はとても良かったと言っていました。

例えば夏休みの自由研究でのテーマが一般家庭では考えられないスケールの同級生の話など色々聞かせてもらいました。

庭に池を作り錦鯉を何匹も放して、、、附属は金持ち多いから話がデカイ！

息子の率直な感想ですのでご容赦ください(笑)

本人は附属中で学んだことをとても有意義であったと言ってましたので親としては大満足です。

宇大附属中は中高一貫校ではないので高校受験をしますが、もし宇大附属中が受験なしで高校にエスカレーター式に進学できたとしたら、私は受験させなかったかもしれません。

推薦入学と一般入学なら、私は試験を受けて一般入学を子供にはさせたい親です。

人生の中で勝負をかけるチャンスはそう何回もありません。

私の場合、今のところ中学受験、高校受験、大学受験、独立開業（飲食店）、独立開業（学習塾）でしょうか。

頑張って勝ち得るための努力や喜びを我が子には経験させたい、私はそんな考えの親です。

ですからこちらの塾で頑張って勉強している中学生だと推薦ではなく本試験で合格してほしいなあ…と思ってしまいます。

大方の生徒が次は大学受験、就職試験という道を辿るでしょうが、実力で勝ち得たという経験は後々まで自分自身を褒めて好きになる貴重な経験となると思います。

2週間の中学受験は今でも「あの時すごく頑張ったよな」と息子の貴重な思い出となっていますから。