【宇都宮市の中学受験】宇都宮大学附属中の中学受験 Part5
2023/02/13
残された時間は2週間の中学受験のスタートです。
その2週間が学校がない冬休みであったことは大きかったです。
この厳しい中学受験ですが、息子が「合格のために挑む」ではなく
「もしかしたら受かったりして、、、」
「受かったらラッキー!」
そんな心持ちなら望んでいた中学受験、嬉しい息子からの受験希望の言葉でも私は中学受験をさせなかったと思います。
願書を出すからには合格に向けてMAXやれることをする。
残された時間は2週間という厳しいものですが、それでもその時間の中でやれることをやって「ここまでやって落ちたら悔いはないね」と言えるところまでやる。
『記念受験 』と決めてかかっていないなら試験とはそうあるべきものと私は思っています。
「受けるからには受からせるからね」
願書を出すにあたって息子にそこのところはしっかり確認をしました。
「受験は戦と同じ」―私が塾の生徒によく言う言葉です。
敵を知り己を判断すること。
敵の兵、武器、食糧、戦法が受験では問題の難易度や傾向。
味方の兵、武器、食糧は自分の実力、弱点、そして受験までに残された時間。
2週間でやれることを絞る。
まず私は過去問を入手しました。
今では附属中で可能ですが当時は宇都宮大学に行かなくてはならず5年分、4教科の過去問を大学構内のコンビニでコピーしました。
そして家に帰り全ての過去問に目を通し教科毎に対策を立てました。
この作業は時間がかかる大変な作業ですが必要なことです。
今年中学受験をした塾の生徒のためにも同じ作業をしました。
その生徒の保護者様が過去問は入手してくれましたが、それらに目を通し対策を立てて問題集を選ぶまでに8時間を要しました。
受験は一人一人に合わせた対策が必要であり、中学受験をするその小学生の状況や残された時間によっては「省く」という選択も必要となりそれは仕方のないことと私は思っています。
受験する本人がさらさら取り組む気持ちを見せないものに対して大切な時間をかけるような時間的余裕はありません。
息子の場合は24時間体制で勉強をみれますが、塾の生徒の場合は塾での時間より家庭学習の時間の方が圧倒的に多いわけで、その家庭学習の時間を無駄にするようであれば受験までにやりたいと思ったことも減らしていかざるを得なくなります。
塾に通えば中学受験が成功するというものではありません。
塾側はその生徒に合わせて最適と思われる学習プランを立てる、そして1番大切なことは受験をする本人がどれだけそれについてくるかだと私は思います。
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