【宇都宮市の個別指導の学習塾・鈴成館】算数・数学の学習（その5）

暗記科目が向き・不向きがないのに対して、数学は「数学的センス」を持っているかどうかが関係していると思います。

「数学的センス」というのは簡単に言うと解法の手がかりに気付けるか気付けないかです。

その「数学的センス」というのは生まれながらのものもあるかもしれませんが、もし数学向きでなかったとしてもブログ（算数・数学 その1）でもお話した通り、数字に対する強さ、日々の問題演習の繰り返しによって分かるようになる問題出題パターンなどで基本・標準問題レベルの数学は当たり前に解けるようになれます。

それですので、数学向きな中学生でなかったとしても、学校の定期テストレベルを習得することはさほどハードルの高いことではありません。

栃木県の県立入試問題の出題も7割はごく普通の基本・標準問題です。

こちらの塾では、中学3年生の夏休みに、分数、小数、約分も分からなかった中学生が県立高校の受験までにその県立入試問題の7割が当たり前に全問正解というレベルまでに到達しています。

それから数学に必要なこととして私が思うことは、数学の問題を解くことを楽しいと中学生が感じるかどうかだと思います。

数学は答えが1つであり国語の読解問題のような正解のバラツキはありません。

クイズのように楽しめる中学生ですとすぐに「分かりません」と投げることなく時間をかけて自力で正解を出そうと粘っています。

そういう中学生は数学向きな中学生と言えるかもしれません。

必要なことは今学校でやってることを学習することよりも遡ってきちんと習得されてないところからの学習をすることです。

もうすぐ学校の授業がストップする春休みです。

春休みの目標としてこれまでの算数・数学の遅れの取り返しをするというのはいかがでしょうか。