【宇都宮市の個別学習塾】高校受験の物語（G君）

今回は今年宇都宮高校に合格したG君の高校受験の物語です。


《入塾》中学1年生の春休み
《受講科目》英語のみ


中学1年生の春休みに入塾したG君ですが、定期テストではそれなりに点数が取れているものの英語が全然分かっていない中学生でした。

G君自身は英語が分からないという自覚があったようですがお母様は相当驚いていらっしゃいました。

中学1年の春休みに入塾しましたが、中学1年の最初の単元から英語を学習することとなりました。

G君もそうですが、中学生は学校で英語の授業を受けているので、たくさんの英単語と出会っています。

また文法についても分からないとしても部分的な情報は色々と頭に入っています。

こちらの塾で英語の学習を進める上で、単語力は少しでもある方がいいです。

しかし文法に関しては、よく分かっていない中でのつまみ食いのような情報なら、全くない方がいいかもしれません。

英語に限らず数学でも、「なんかこんな感じのことをやっていたなぁ」「こんな感じの文を見たことがあるなぁ」という「なんかこんな感じ」で平気で答えを書き上げてしまう中学生も結構います。

そういう中学生は、英語の教科書で見かけたとある文を、全然無関係であっても「なんか似てる」というだけで答えとして採用したりしてしまいます。

そういうことを平気でするタイプの中学生ですと中途半端な知識は逆にない方がいいです。

こちらの塾では、学校や他の塾で得た知識については、聞き違いや思い違いなどもあるかもしれないので、サラの状態でこちらの塾からの説明を聞いてくれるように伝えています。

G君にもそのように伝えて学習を進めましたが、こびりついた刷り込みは受験直前まで訂正し続けることが必要でした。

要領が良くまあまあの知識でそれなりに点数が取れてしまうG君ですが、家で単語や文法の復習がされていないことは個別指導で1人ひとりに向き合っていますので、すぐに分かりました。

G君は「やります！」とは言ってくれるものの、なかなか実行してもらえない中学生で、宇都宮高校志望というのは早い段階から決めていたようですが、学校の先生からも安全圏とは言えないと言われていたようです。

下野模試を前回受けて結果をこちらの塾に持ってきてくれましたが、やはりずっと可能圏どまりでしたので、G君にはしっかり英語で点数を取って常に安全圏であってほしいと思いました。

英語については、こちらの塾が覚えるように言ったことをきちんと覚えてくれさえすれば、県立入試での満点は難しいことではありません。

G君は栃木県立入試の過去問も購入していなくて、県立入試の１ヶ月前に「過去問って買うものなんですか？」という状態でしたので、「過去問を買わないというのは結構レアです」と伝え、こちらにある過去問を貸して解いてもらいました。

県立入試の2日前がG君の最後の授業でしたが、その日も「えっ、今頃？」と思うような間違いをしていました。

それは中学1年生内容の英語での間違いでしたが、3年分の英語学習を終えて2日後に県立入試という段階です。

これが、うるさく復習するよう言い続けても家庭学習の改善をしてもらえなかった結果と思います。

何はともあれ合格なら全て良しですので、伝えたいことを私自身が思い残すことのないよう伝えました。

英作文のこと、長文読解のこと、そして受験2日前でもやるべきことがあるたいうことなどです。

私はどの受験生にも「合否の連絡は任せるね」と言ってます。

受かれば連絡をくれるだろうし、連絡がなければ残念な結果であったのだろうと思うことにしています。

G君から合格発表の連絡はありませんでした。

ダメだったか、、、そう思ってましたが

合格発表の2日後の夕方、玄関でピンポン、Ｇ君とお母さんでした。

「えっ？受かったの？」
「はい合格しました」

「もし不合格でも今日は御挨拶に伺うつもりでした」とお母さんはおっしゃいました。

1番合格できるか心配であったG君も合格ということで、今年は宇都宮高校（2/2）と石橋高校（1/1）の全員合格。

G君もこちらの塾を選び、受験まで継続して勉強してくれてありがとう。

高校進学後は要領にプラス努力で励んでください。おめでとう！

★春休みの無料体験、どうぞお気軽にご連絡ください。