【宇都宮市の個別指導の学習塾】無料体験で入塾して2ヶ月の中学3年生のこちらの塾での様子をご紹介します②

（前回からの続き）

英語、数学共に中学1年生の最初の単元からの取り返しが必要な中学3年生に具体的な学習プランを伝えたわけですが、これまで塾に通ったこともなく、家庭での学習もほとんどしてこず、学校の定期テストに対してもきちんと向き合ってこなかった彼ですから、こちらの塾が求めるこれからの学習はかなり大変なものと感じたに違いありません。


しかし、簡単に言ってしまうと

○塾に来てしっかり説明を聞きどんな些細な不明点もなく完璧にわかった状態で家に帰る

○家では復習して百パーセント理解と暗記をした上で問題を解いてくる

これだけです。


中学生が毎日勉強のための時間を取る気があるかどうかだけであって、勉強することが日常となっている中学生の場合は、聞くとそんなに大変に思ってる中学生ばかりでもありません。


伝えた学習プランをこなしてもらい、こちらの塾が考える最終的な目標は

○5ヶ月後の夏休み中に、中学3年生の学校の授業に英語、数学共に追いつく

○栃木県の県立入試問題での英語での満点、そして数学は特殊な問題以外での満点

であることを伝えました。

お話を聞きに来てくれた中学生には、どの生徒にも同じような学習プランを伝えてます。

なぜかというと、入塾が中学3年生の夏休みまででしたら、仮に学力が恐ろしく低かったとしても、この目標は達成可能だからです。

中学生がこれからの時間を成果を出すべく勉強に向き合ってみようと思うかどうかが鍵で、中学生さえその気になってくれれば、あとは通塾頻度と家庭学習をいかに質を上げるか、ただそれだけです。

これまで勉強と限りなく無縁だったような中学生ですと、ちょっと勉強すると勉強した気分になるかもしれませんが、こちらの塾が求めるものは、そんなちょっとやったような勉強ではありません。

この中学生の場合、5ヶ月で英語と数学の2年分の取り返しと中学3年生分の勉強をモノにする訳ですから中途半端な勉強で成し遂げれるわけがありません。

しかし、以前ブログで書きましたが、私の息子の中学受験の時のような1日10時間以上の勉強という過酷なものではありません。

中学3年生に対して栃木県立の入試問題での満点を目標とするならば、中学3年生の夏休みがタイムリミットと私は考えていますが、スタート時期が遅ければ遅いほど学習の詰め込みは大変になります。

彼の場合はスタートが4月ですが8月スタートでしたら更に相当の頑張りが必要となったでしょう。

この中学３年生はこちらの塾での勉強に対して「やります！」と迷わず言ってくれました。

「どうしよう、、、」という反応の中学生は結果が出ないことが多いです。

今の学力の状況なんかではなくこれからの勉強に対しての意気込みがすこぶる重要で、エンジンがかかって火がついた中学生の場合、数ヶ月で気持ちもう1つ状態の中学生をあっという間に抜いていきます。

「やります！」と前向きな気持ちで入塾したこの中3生ですが、初回の英語の単語暗記の宿題は完璧にはやってきませんでした。

これまで英単語の暗記に取り組んだこともなかっただろう彼にとっては頑張ってやったことなのだろうと思いますが、そんな様子じゃ結果は出ません。

私は彼に言いました。

いつ、何時にどの単語をチェックされるかが分かっているんだから、私は全部書けて当たり前と思うよ。

このやり取りは他の中学生ともよくしますが、その後ピシッと完璧に覚えてくるようになるかどうかでその中学生が英語をモノにできるかどうかは判断できます。

（続く）