【宇都宮市の個人経営の学習塾】塾の掛け持ちのメリット、デメリットを考えないと限りある時間を無駄にすることになりかねません。

こちらの塾で勉強している中学生ですが、塾の掛け持ちをしている中学生がたくさんいます。

大手学習塾などで五教科を受講している中学生が、塾に通っても英語が分からないということでこちらの塾にお問い合わせを頂くことが多いです。

掛け持ち通塾は足りない部分を補うということでのことと思いますが、中学生が2つの塾を掛け持ちして、同じ教科を両方の塾で重複して受講するというのは、あまりオススメできないことと私は思います。

2人の先生に教えてもらえば、その分たくさんのことを教えてもらえるという話ではありません。

1人の先生の授業で充分にきちんと理解して学ぶことができるのなら、2人の先生は必要ないです。

2人の先生ということで課題も2倍になります。

先生はより良い先生一人だけに絞り、必要のない授業や課題に費やす時間を他に回す方が賢明です。

学習塾によっては五教科縛りなどがあり、希望の教科を自由に選択できないシステムだと聞きます。

学習塾がそのように選択教科に条件をつけることは、塾生からの授業料を多く見込めますし退塾防止にも一役買っていると思います。

英語をなんとかしたいということでこちらの塾に入塾となった中学生ですが、これまで通ってた学習塾を完全にやめての塾替えの中学生もいれば、継続して塾の掛け持ちの中学生もいます。

通ってる学習塾では英語が分かるようにならなかったということですが、やはり受講科目の縛りのため、これまでの塾を辞めるとは決断できないというお話を聞きます。

受講科目の条件のためにお金と時間をかけて要らない授業を受けなければならないということでしたら、一つ一つ整理して考えると、どうすべきかは簡単に答えが出ると思います。

要らない授業を受けてまでもその塾を続けたい理由があるとすれば、通えば成績が上がると思える捨てがたいレッスンがあるから。

これしかないと思います。

お子様の塾に対する「行きたい」「行きたくない」は塾の授業の質以外に色々な理由による場合があるので、お子様の本音を聞くことができるといいと思います。

その捨てがたい授業がそこまで価値のある授業ということでしたら、その授業に対しての授業料はもっと高額であると割り切って、不要な授業についてはお金が無駄になりますが、実質辞めたという状態で良いのでは？と私は思います。

受けても意味の無い授業を受けて、その上課題まで出されて、更にそれを家でこなさなければならない。

授業料を払っているのだから、、、とお金の無駄を気にして不要な授業参加をすれば、通塾にかかる時間、授業の時間、家で課題をこなすための時間、、、と時間的には大きなマイナスでしかありません。

塾に通うことや五教科全てを見てもらうことに、中学生の成績向上のために万全の対策をとっているかのような安心感を抱きがちです。

高校受験まであと8ヶ月です。

時間はお金に代えがたいものです。

限られた時間の使い所を誤ることなく、点数に繋がる学習をすることを考える。

これが今中学3年生が考慮すべきことと私は思います。