【宇都宮市の個人経営の塾】中学２年生に夏休み明けの学力テスト対策をしました。

あと1週間ほどで夏休みは終わり学校が始まります。

学校によっては始業式の翌日にテストという学校もあり、こちらの塾に通うある中学2年生から実力テスト対策として数学の「一次関数」の授業のリクエストがありました。

英語も受講しているその中学生ですが、数学は中学1年生内容の学習がまだ終わっていません。

英語と中1数学の学習は中断して今回は集中して数学の実力テスト対策をすることにしました。

中学2年生で習う「一次関数」ですが、中学1年生で習う「比例」がきちんと理解されていれば習得に時間はさほどかかりません。

「比例」は「一次関数」だからです。

箱の形は四角柱といい、その中で特にサイコロのような形を立方体といいますがそれと同じです。

この中学生は、「比例」は習得済みの中学生ですので実力テスト対策として力を入れなければならないのは「一次関数の応用」です。

「一次関数の応用」は、「証明問題」と並び苦手とする中学生が多い単元ですが、主に出題される問題は4パターンです。

栃木県の県立高校の入試問題や下野模試でも必ず出題されると言っていい単元ですが、「一次関数」の基本的な解法を知り数多く問題を解いて経験値を上げれば大抵の「一次関数の応用問題」が解けるようになります。

数学は完全な暗記科目である英語と違ってセンスが求められる教科です。

この数学的センスというのは解法に気付けるか気付けないかといったところですが、仮に解法に気付けない方の中学生であるなら経験値を上げることでそれを補うことができます。

そのためには基本をしっかり理解して時間を空けずに数多く問題を解くことです。

そうすることで問題に対して自分は何をしたらいいかが分かるようになってくると思います。

数年前、ある中学3年生の男子が「オレ、一次関数が解けるようになりたいんすよー」と言ってきたことがあります。

ちょっとやんちゃな感じのその中学生はそんな話し方をいつも私にしてました笑

小学生の算数も不完全な状態で中3の夏に入塾した彼がそう言ったのは10月のことでした。

中学生に解けるようになりたいという気持ちがあるのであれば話は簡単です。

「一次関数を10月中に解けるようにしよう！」と目標をはっきりさせて学習した結果、彼は完璧に一次関数をモノにし、下野模試での「一次関数」の問題もきちんと彼は解答し得点することができました。

中学生の「分かるようになりたい」「そのために努力する」が本物であるのなら、今の学力は気にするところではなく大概の教科は結果を出すことができます。

あと必要なのは教える側の適切な導きです。

毎年のことですが、中3の夏休みになっての高校受験前の駆け込み入塾の多いこと、、、

高校受験のように時間の限りを気にする状況まで放置せず、1年生、2年生のうちから余裕を持ってきちんとした学習の積み重ねをすればいいのに、、、

と毎年この時期になると思うのです。