【宇都宮市の個人経営・個別指導の学習塾】宇都宮市の中学生にお伝えしたい後悔をしない学習。

県立高校受験まで1ヶ月と少しというところまで来ました。

あの生徒がもう少し早めに勉強をスタートさせていたら、、、

英語の暗記をあきらめていなかったら、、、

夏休みにもっと学習を進めることを頑張っていたら、、、

こちらの塾が指示した通りに学習をしてくれていたら、、、

毎年タラレバ話は付き物です。

頑張らない中学生は、いくら早めに学習のスタートを切ったとしても努力をせずに時間をムダにして、結果はそう変わらないかもしれませんが、頑張る中学生の場合は残念な思いが残ります。

もう何年も前にこちらの塾で勉強した中学生ですが、彼女は中3の8月に入塾しました。

学力は中の上か上の下といった感じで志望校は中央女子高校、そしてこちらの塾では英語と数学を受講することにしました。

教えたことをしっかり復習して家でやれることはMAXやってくるような中学生で先が楽しみな生徒でした。

「分からないのでもう1回説明してください」「何をやったらいいですか？」と積極的に授業を受けてくれましたし、「間違った問題は時間をおいて解き直しをするといいよ」とアドバイスをすると忘れた頃に「解き直しをしたので丸つけお願いします」と持ってくるような生徒でした。

これまで20年以上学習塾を続けていますが、この中学生のように「自ら解き直し」を実行してくれた生徒は２,３人です。

そのように素直にこちらの塾を信じてついてきてくれたその中学生ですが、元々成績はそこまで大変な状態ではありませんでしたが、英語については多くの中学生と同様に「よく分かりません」で英語力はゼロに等しい状態でした。

こちらの塾に入塾してからはきちんと英語の文法と単語の暗記をこなしてくれましたので、みるみる英語を理解していき本人も「分かる分かる」となっていきました。

英語も数学も中1内容からのスタートでしたが最短スピードで学習を進めていき、年が明ける頃にお母様から宇都宮女子高校に志望校を変えようかと悩んでいるとご相談を受けました。

私は国語、理科、社会の様子は分かりませんが、英語と数学については相当力をつけていることをお話しました。

結局その中学生は宇都宮女子高校に志望校を変えて受験をしたのですが残念な結果となってしまいました。

合格発表の後に私のところにご挨拶に来てくれるのはほとんどが合格した中学生ですが、その中学生は不合格という結果ではありましたがお母様と一緒にご挨拶に来てくれました。

「宇女校には合格できませんでしたが、ほんとに成績がすごく上がったんです」と玄関先で2人して泣きながら話してくれました。

宇女校には合格できなかったけれどもこれから先には大学受験があり、進学する高校で気持ちを切り替えてまた励むようにと話をしました。

あれだけの頑張りを見せてくれた中学生でしたので、もっと早く一緒に勉強したかった、、、という気持ちでした。

久しぶりにその中学生から連絡をもらったのは、彼女が高校3年生になってからでした。

高校英語が分からないから教えてほしいということでしたが、卒塾してからも私を頼ってくれる彼女の気持ちをとても嬉しく思いました。

中学生の頑張りと本気が無駄にならないよう少しでも早めに目標を立てそれに向かっての学習をスタートすること、そして限られた時間の中での努力の使い所を間違わないようにすることが大切だと思います。