【高校受験のための夏期講習】こちらの塾は夏期講習は行いませんが、夏期講習についてこのように考えております。

夏期講習についてご質問を受けることがあります。

夏期講習というのは通常授業とは別に集中的に授業を行うもので授業内容はこれまでの復習というところが多いと思います。

夏休みにこれまでの学習を復習して場合によっては学校の先取り授業もしますといったところでしょう。

料金は￥10万前後！！

これまで学習した内容を復習するための授業。

夏休み明けの学校の授業に備えての先取り授業。

これまでをきちんと復習・習得し、これからを学ぶ。

聞こえはとてもいいのですが料金もかなり高いことですし、よーく考えて申し込みをすべきと私は思います。

特に受験生は高校受験までの残り時間が限られている状況であること、そして学校の授業がストップしている長い夏休みの過ごし方の選択を間違えることは結果に大きく影響すること。

この2点を心に留めて後悔のない選択をしたいところです。

そもそも勉強というのは

○知らなかったことを知る

○理解してなかったことを理解する

○覚えてなかったことを覚える

○出来なかったことを出来るようにする

この4つと思います。

限りある大切な時間にもう既に知ってること、理解してること、覚えてること、出来ることをする授業だとしたら、それはムダでしかありません。

不要な部分に時間を割くような時間的余裕がない中学生がほとんどだと思います。

夏期講習というのはお金もかかりますが時間も相当拘束されます。

中学生一人一人、弱点や克服したい内容は違いますから時間のかけどころは皆違うはずです。

こういったことを度外視して

夏期講習=お金はかかるが夏休みを有意義なものにするためには不可欠

という一般的な等式を鵜呑みにするのは危険と私は思います。

またどの中学生も、出来ないこと全てを出来るようにしたいと思っている訳ではありません。

〖出来ない→必要→授業を受ける〗

これが普通の流れなのですが、実際は

〖出来ない→しかし出来るようになりたいとも思っていない→授業には参加する→しかし授業はあまり聞いていない〗

こんなことは塾の中で沢山起きていることです。

「努力するので出来るようになりたい」であれば結果はすぐに出ますが、中学生が言う「出来るようになりたい」は、魔法でもかけてもらって出来るようになるのだったら、、、的な発言だっリのことが多いです。

勿論そうでない中学生もいますが、です。

お子様を出来ないからといって塾に行かせても、当の本人がそこまでできるようになりたいという気持ちも事情も持っていなければ、塾に通っても、高い授業料をかけて夏期講習に参加させても決して結果が出ることはなく、高い出費の夏期講習で終わるかもしれません。

こちらの塾でも毎年そういう頑張りたくない中学生はいます。

生徒によっては授業内容を選ぶ必要も出てきます。

頑張る生徒には、その生徒に必要なムダのない授業を。

やる気のない生徒に対しては、その生徒が聞こうともしない学習内容は省かざるを得なかったりもします。

そういった臨機応変な対応は集団の夏期講習ではムリです。

保護者様は、まずお子様の現状、塾通いの目的、目標を明確にされるといいと思います。

そして、お金と時間を使って塾に通うからには、きちんと目標に対して結果を出してくれるかどうかを塾にお聞きになるといいと思います。

なかなか明確に答えてくれないとは思いますが（笑）

ジムやエステに行くなら「夏までに10kg痩せたいんです」に対して「任せなさい」と言ってもらいたいものです。

料金は高いしハードではありますが、○○ザップは素晴らしいと思います。

鈴成館は○○ザップと同じ考えです。

きちんとこちらの塾の指示についてくればきちんと結果を出しますという考えの学習塾です。

英語の場合、7月スタートが県立の高校受験を考えたらタイムリミットです。

こちらの塾を気になっていただけましたらどうぞお気軽にお問い合わせください。