【宇都宮市の個別学習塾】高校受験の物語（Cちゃん・その2）

（前回からの続き）

英語と数学の2教科受講を希望してくれたCちゃんでしたが、やはりこちらの塾には日曜日にしか来れないということでしたので、私は英語のみの受講を提案しました。

こちらでの数学の学習が学校の授業に追いついたこと、数学で同じ単元を違う教え方をする先生が2人いる必要はないということ、それによって課題も2倍になってしまうことなどを考えてのことです。

週に1回しか取れない授業時間は全て英語にかけた方がいいと私は思いました。

こちらの塾の入塾のきっかけは○○ゼミの先生の数学の授業が分からないということでしたので、もし問題の解説、説明が必要であればいつでも聞いてくれるようCちゃんには伝えました。

そして数学の最後の授業は一次関数の先取り授業を行いましたが、それは一次関数が中学生が苦手とする単元だからです。

そして、英語の授業がスタートしました。

中学1年の最初の単元からの学習ですが、教えたことを次の通塾日までに完璧に覚えてきてくれたので、週に1回というペースの通塾ではありましたが、すぐに1年生の英語は習得し、英語が分かる状態になるのに時間はかかりませんでした。

中学3年生になると学校の授業にも追いつき、実力テストで勝負に出れる状態になりました。

しかし、Cちゃんも前回のB君同様、学年で2位まで成績は上がったものの、卒業まで学年で1位を取ることができなかったのが残念なことでした。

栃木県立入試の過去問ではＡちゃん、Ｂ君と同様に、5年分すべて満点という文句なしの仕上がりでCちゃんは第1志望の栃木女子高校に合格しました。

英語で結果を出してくれた中学生に共通していることは、英単語や文法の復習を繰り返し復習して、家でできることを頑張ってやってくることです。

今の学力は関係ありません。

ただし、英語の場合ですと中学3年生の夏休みがタイムリミットと私は思っています。

英語に限らずですが、勉強は少しでも早めの取り掛かりをオススメします。

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