【宇都宮市の個別学習塾】高校受験の物語(E君)
2023/03/15
今回はE君の高校受験の物語です。
E君は昨日の合格発表で宇都宮高校に合格したと知らせてくれました。
《入塾》
小学5年生の3月から算数
中学1年の4月から英語と数学
中学3年の11月から理科受講を追加
入塾したのは小学6年生になる直前の春休みでした。
お母さんと一緒に来たE君は勉強大好き少年と周りには映るような小学生でした。
丸つけされた解答を見て間違いがあると、とにかくそれが気になってすぐに解き直しにかかり、私が声かけや説明をしても耳に入らない様子の小学生でした。
大抵の小学生は塾が終わる時間が近づくと帰ることばかり気にかかりがちであったりします。
しかしE君は、お母さんがお迎えに来ても黙々と間違い直しが終わるまでそれをやり続けて、一点に気が向くとそれに集中しすぎてしまうくらいのところがありました。
小学6年生の時は算数のみの学習でしたが、勉強に対して面倒くさいという気持ちもなく、難しい問題でも自分で考えて解こうとする小学生で楽しみな子だなと思っていました。
そんなE君でしたが、中学生に入って英語と数学の学習に入ると小学生の時と様子は全然違ってきました。
もともと算数大好き少年だったので数学は問題ないのですが、英語については覚えるということをしてくれませんでした。
中学生になって部活動などにより勉強の時間が取りづらくなったこともあるのかもしれませんが、それよりも「覚える」に対してはあまり積極的になれないタイプであったためのように思われます。
とにかく英語という教科は、中学生が単語と文法を覚えてくれないと学習が進みません。
こちらの塾は他の多くの塾と違い、特に英語については生徒の習得なくして単元を進めることをしません。
覚えることに対して全くゼロの中学生もいるわけで、そうなると完全に英語の学習は先に進めなくなります。
E君も家であまり覚えることをしてくれないため、こちらの塾で「自習」という形をとってでも覚えることをしてもらい、ゆっくりなペースでも英語の学習が前へ進むようにしました。
しかし、そもそも本人の気持ちが入ってない英語の学習ですので、そのように無理して学習を進めていっても、本人が復習をすることもしないですし結局分からなくなって学習が行き詰まり、また前の単元の学習に逆戻り。
「3歩進んで2歩下がる」、、、E君の英語はまさにそんな様子でした。
単語もきちんと覚えてこないし、自主的な復習もしない。
正直、このままでは英語をモノにするのは難しいと思いました。
好きで取り組みやすい数学は家でも問題を解いてきてくれるE君でしたが、英語に対してはいつまでもきちんと取り組もうとしませんでした。
それでも定期テストの英語というのは、決められた範囲をそれなりに準備すればそれなりに点数は取れてしまいます。
そんな感じで英語については無駄に時間が過ぎていき、中学2年生の冬までそれが続きました。
(続く)
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