【宇都宮の個人経営の塾】中学生の「覚えた」発言の食い違い
2023/04/08
「覚えた?」
「覚えました」
このやりとりは私と中学生のものです。
英語、数学、理科、社会と全ての教科に言えることです。
「覚えた」というのは「頭に記憶された」ということで、とてもシンプルなことです。
例えば
ある日、1人の男の子がクラスに転校生として来ました。
「転校生の名前覚えてる?」
「覚えてるよ」→彼の名前を言うことができる
そうです。
「覚えた」とは「記憶された」ということです。
しかし塾に来る中学生の中には
「この前説明したこと、家で覚えた?」
「覚えはしたんですけど、、、」
という会話になる中学生がいます。
そういう中学生の場合
覚えた=記憶ではなく
覚えた=覚えようとする行為をした
のようです。
こちらの塾が英語を受講している中学生に課している英単語の暗記だとわかりやすいです。
そういう中学生の場合、家で単語帳を開いてノートに単語を書き続けるというこの行為こそが「覚えた」のようです。
それですので「覚えはしたんですけど完璧には覚えてない」という不思議な発言になるわけです。
英単語をなぜ覚えなくちゃいけないか?
答えは簡単、テストで点数を落とさないために英単語を暗記するのです。
テストでスペル1つ間違えればバツになるからです。
覚えるのは点数をとるという目的のためにやっていること。
中学生自身が点数に執着するようになると形ばかりの勉強でなくなるはずなのですが、、、
こういった話を塾生にすることもあるのですが、少しでも響いてくれるといい、、、そういう想いです。
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