【宇都宮市の主に中学生対象の学習塾】中学生が塾に通って確実に得られるものは保護者様の期待と安心感です。しかし1番得たいものは中学生の成績向上のはずです。
2023/06/20
中学生がこれまで教えたことを身に付いていないな…と思い 「家で復習していないよね?」と聞くと
「復習してます」とちょっと不服そうに答える中学生。
当たり前なことですが、勉強とは知らなかったことを知識として身につける、そして解けなかった問題を解けるようにするというシンプルなことで、
復習するとは習ったことを理解して覚えて自分のものにすることです。
確認すると何も頭に入っていない状態なのに「復習しました」と答える中学生は、机に向かってテキストでも開けばそれを勉強とか復習とか勘違いしているのかもしれません。
保護者様がお子様の勉強の中身を知ることはなかなか難しいと思います。
保護者様がお子様に今日は勉強として何をしたかを聞き、覚え作業をしたというのなら頭に入っているかどうかの確認チェックを、問題を解いたというのなら丸つけをして問題の難易度と解答の様子まで見なければ、お子様の勉強の質の程度を知ることはできません。
お子様が夜の11時頃まで机に向かっている様子は保護者様には勉強に励んでるように見えますが、塾の課題をただ「やってきました」という既成事実を作ることを第一目的としているようにこなしている中学生は結構いるのが現実です。
中学生の数学はどの学年も計算の単元があります。
計算なんていうものは、基本的な解き方が分かっていれば、仮に複雑な計算であっても誰にでも解けるものです。
しかし複雑でもない計算問題を半分以上間違える中学生はたくさんいるもので、そういう中学生はバツ直しをしても5回も6回もやり直しをしてなかなか正解に辿り着きません。
計算の仕方の基本的なことを確認するとちゃんと理解しているのにです。
なぜ間違いまくってバツ直しにも何回もかかるのか?
そういう中学生はどうでもいい気持ちでやっているとしか私は思っていません。
「嫌だな」という気持ちでの勉強は何もプラスを生みません。
「嫌だな」「面倒臭いな」と思いながら仕方なく提出しなければ…と塾からの課題に取り組んでいるとしたら、それは勉強ではなく課題を提出するために解答欄の穴埋め作業をしているようなものです。
こういう中学生は、計算問題に関してはバツへっちゃらでも取り組みますが、面倒くさく感じる応用問題となると平気で抜かしがちです。
「分かりませんでした」と言いますが、多分取り組もうともしてなかったのだろうと思うことは多々あります。
「嫌だな」「面倒臭いな」と思っている中学生というのは、教えても覚えない、やってくるように言ったことをやってこない、問題を解いたとしてもきちんと正解を出そうとしない…というように、ないない尽くしの残念な様子です。
机に座ってテキストを開いたり、問題を解いてれば、勉強しているということにはなりません。
中学生が「勉強した」というのなら、何か身につきましたか?です。
「復習しました」と言って何も頭に入っていなかったり、塾で習ったことを覚える気がない中学生は、塾に通っても勉強する機会があっただけでなんの成果も上がりません。
それでは塾に行かない、勉強もしない中学生となんら変わりがありません。
塾に行って確実に得られるものは保護者様の期待と安心感です。
しかし塾に通って本当に得たいものは中学生の成績向上のはずです。
塾通いというのは中学生にその気がなければ、保護者様はなかなか気付くのは難しいかもしれませんが、時間とお金の無駄に終わることになりかねないものです。
きちんと勉強に向き合う気持ちで取り組めば、高校受験まで残り8ヶ月の受験生でも大きく成果を上げることはできます。
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