【宇都宮市の結果を出す学習塾】4月に入塾して頑張りを見せてくれている高校受験生の今回の中間テストの結果です。

春休みの無料の体験授業でこちらの塾での学習をスタートさせた中学3年生ですが、定期テストの結果がかえってきました。

数学が84点で平均点を聞くと64点ということでした。

4月にこちらの塾で学習をスタートさせたこの中学生は、週に２回、1回の授業時間は2時間で英語と数学を受講しています。

入塾時の彼は「英語、数学共に中学生になってから学んだ内容が何も身についていない」という状況でした。

数学については1年生の最初から学習をしつつ、学校の授業が無駄にならないよう3年生の数学も並行して進めることにしました。

こちらの塾への入塾を機に勉強モードに火がついたこの中学生です。

彼には6月の中間テストではしっかり点数を取ってもらいたいと思い、「数学は満点」を共通の目標としてテスト対策をしました。

入塾時は大変な学力状況でしたが、この中学生は文句なしに頑張ってくれていますし、3年生の数学は先取り授業をこちらの塾で行っています。

本人も「自分は中3の数学はできる！」という気持ちを持っていると言ってくれてます。

これまでテストに対して無頓着でテスト対策もせず、常に平均点に届かず、またその状況をいつものこととして流して中学3年生まで来てしまった彼です。

今回はこれまでの平均点未満からの脱却です！

本気で勉強を頑張り出しての結果を数字できちんと出してほしいと私は心から思いました。

6月の中間テストの共通の目標は「数学満点」でした。

学年が変わって最初の定期テストは数学は計算問題が出題範囲のほとんどを占めているので、平均点が高い高得点を取りやすいテストであることが一般的です。

この中学生は乗法公式、因数分解、平方根という計算についてはきちんと全問正解が可能な状態になっていましたので、点数に差の出る応用問題で得点ができて計算ミスのようなものがなければ満点は現実的な目標です。

こちらの塾で使っている問題集のテスト範囲は全て解き終わって中間テストに臨んだ彼でしたが、結果は満点に届かずでした。

点数が取れなかった部分について聞くと

「塾の問題集で解いた問題が出たのに自分が復習をちゃんとしなかったから解けなかった」と話してくれました。

「満点は可能なテストだったの？」と聞くと「可能だった」と答えました。

私が彼に言ったのは

「存分に悔しがってください」でした。

初の平均点越えではありましたが、私とこの中学生が目指していたのは文句なしの満点でした。

「過ぎたことは仕方がないから次のテストこそ…だね」

「テストの度に今度こそ、今度こそ…なんてことにはならないようにしてよね笑」

お迎えにいらしたお母様はまだ数学の点数が帰ってきたことを知りませんでした。

お迎えに見えたお母様に

「数学のテスト帰ってきたらしいですよ。平均点は超えてましたよ。」

お母様もお父様も今回の中間テストで平均点を超えられるのか…と気にかけていらっしゃったとのことです。

お母様は「先生は今回の結果をどう思いますか？」とお尋ねになるので

「私は満点を期待してましたからねえ…笑」とお答えしました。

この中学生ですが、この中間テストの数週間後に実力テストでした。

今回の中間テストの結果は彼の勉強に対しての気持ちに大きくプラスに働いたのは言うまでもありません。

「実力テストはこれまでの内容全てということなんでテスト対策をしてください」と彼はリクエストしてきてくれました。

ほぼほぼ何も身についていない状態での入塾でしたが、こちらの塾での3ヶ月の間に中1の数学はほぼ学習を終えて中3の数学は遅れゼロの彼です。

テスト対策としては中2で習う一次関数と証明問題をやりたいところです。

しかし時間に限りがあるのでどちらかの単元しか勉強は出来ません。

彼に選んでもらうことにすると、「証明問題をお願いします」ということですので証明問題の授業に4時間使いました。

4時間は時間不足で証明問題を完璧に仕上げることなく実力テストを受けることになってしまいましたが、少なくとも彼なりに解答を書ける状態にはなったと思います。

今までの彼だったら完全白紙であっただろう解答用紙ですが、この３ヶ月の頑張りで数学は大方の問題に取り組める状態になりました。

今回の実力テストの結果はまだ分かりません。

出題範囲が「これまで学習した全て」ということですので満点は期待できないかな…と思いますが、当たり前に平均点越えはしてくれることと思います。

この中学生がテストでの点数や順位を意識してくれるようになったこと。

自分は平均点は当たり前に取れる生徒であるというプライド。

これから彼にもっと上を目指してほしく、それに向けて一緒に学習をしていくつもりですが、目標としているのは

○英語は常に満点を狙っている

○数学は教科書レベルの問題は全て解ける

この2点です。


この中学生とは夏休み中に英語の遅れを全て取り返すことを共通の目標にしています。

そして夏休み明けの実力テストで今回の中間テストの数学のように点数勝負に出ることです。

とにかく学校に追いついて遅れを取り返さないことには英語は点数を望むことができませんので。