【宇都宮市の個人経営の塾】英語の覚え方が分かりません、、、便利で厄介な言葉です。
2023/09/21
こちらの塾では英語のみの受講の場合、週に1回の通塾ペースという中学生が多いですが、高校受験を意識した中学3年生だと週に2回ということもよくあります。
初めてこちらの塾に中学生と保護者様がお話を聞きにいらっしゃった際、次のことをお伝えしています。
○英語の学習は単語と文法(英語のルール)の暗記のみであること
○家で英単語や文法を復習したり、覚えたりしてもらえない中学生の場合、塾の時間に覚えてもらわざるを得ないこと
○毎回のように塾の時間に自習が続くようであれば、そういう状況であることを保護者様にお伝えするということ
仮に英語の復習、暗記をしてこなかったとしてもその中学生が数学も受講しているのであれば、その日の授業は数学にすることができます。
「今回覚えてこなかった英語は次回までには覚えてきてね」ということで。
しかし英語のみの受講となるとそういった逃げ道がありません。
積み重ね学習である英語は中学生にきちんと覚えてもらわないことには学習を前に進めることが出来ません。
それですので、こちらの塾ではやむを得ず復習、暗記をしてこない中学生に対しては塾の時間に自習をして覚えてもらっています。
塾の時間に自習をしてもらうというのは保護者様の気持ちを考えるとホントに心苦しいものです。
実際のところは自習して復習、暗記をするように言っても、ただの時間潰しに終わることもあります。
自習タイム
↓
中学生: 「覚えました」
↓
きちんと覚えたか確認をすると…
↓
全然覚えてない。
このようなことは珍しくありません。
「全然覚えてないじゃない。きちんと覚えましょう」
↓
再び自習タイム
↓
中学生: 「覚えました」
↓
確認すると、またまた全然覚えていない。
取り組む気が中学生にさらさらないとこのようになります。
全然珍しいことではありません。
暗記となると取り組む中学生と「めんどくさい」と言って取り組まない中学生といるわけです。
取り組む気がない中学生によくあるのが「覚え方が分かりません」発言です。
これはとても便利で厄介な言葉です。
やる気はあるのだがやり方が分からないという感じをかもし出しています。
保護者様からも「うちの子は覚え方が分からないみたいなので教えてください」と言われることがあります。
英語の文法ですが、覚えるのは英語のルールです。
スポーツだってゲームだってルールがあるわけですが、誰も「覚え方が分からない」とは言わないものです。
また英単語の暗記ですが、犬はdog、猫はcat、鳥はbird、、、
これって新しいクラスになってクラスメートの名前を覚えるのと何ら変わらないと私は思います。
クラスメートの顔に合わせて名前を覚える。
犬は「ドッグ」、猫は「キャット」です。
ドッグは「dog」、猫は「cat」とアルファベットで覚えることは、クラスメートの名前を漢字で覚えるようなものです。
人の名前を覚えるのに覚え方なんてありません。
相手に興味があれば名前は知りたいと思うでしょうし、すぐに覚えれるでしょう。
逆に興味のない相手に対しては、名前を知りたいとも思わないでしょうし、しょっちゅう会う相手でもなければ「名前なんだっけ??」でそれでOKでしょう。
英単語も同じです。
英語の勉強をしない中学生からしたら、英単語は興味のない名前も知らなくていい人のようなものと思います。
しかし、効率の良い覚え方としてのアドバイスならできると思います。
大学受験まで独学で通した私ですが、ややこしいことはそれなりに工夫して暗記をしてきました。
こちらの塾の英語の授業は私が学生の時に「どうしたら覚えれるかな?」と考えながら勉強したことがベースになっています。
複雑な英語ルールは整理して頭に入れなければ結局よく分からないで終わります。
学生の時は、点数が取れるための英語学習と割り切って勉強しました。
よその国の言葉なんて習得に終わりはありません。
覚える気持ちがあるけれども大変そうにしている中学生には付きっきりで一緒に覚えたりもしています。
中学生には覚えようとする気持ちだけはもっていてもらいたいと思います。
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