【宇都宮の個人経営の塾】高校受験の物語(うちの息子 附属中の中学受験、その後 Part5)
2023/03/28
(前回からの続き)
うちは受験する高校の条件は2つです。
①高校は私立は行かせない→行かないから私立は受験しない
→県立高校1校のみの受験
②県立高校でも電車・バスなどの交通費がかからない自転車で通える学校
ほとんどの中学生が、県立高校の他に私立高校を受験すると思います。
うちのように県立高校1校のみというのはレアだと思います。
私自身が親の方針で私立の学校を受験したことがないのも関係していると思います。
私は姉が1人いて2人姉妹です。
姉も私も中学受験で宇大附属中に進学しましたが、高校・大学受験ともに私立は行かせない→行かないから受験しない、という親の方針で私立の学校は受験したことがありません。
大学は国立大学が条件でしたので、姉は国立大学1校のみの受験でしたが、私の時には制度が変わり、国立大学を2校受験することができました。
子供の中途半端でない夢や目標のためなら、親として支えたい気持ちは十二分にあります。
例えば海外留学。
それが行く価値のあるものと判断できるものであれば、寝る時間を削ってでも金銭面など親として出来るだけのサポートをする気持ちです。
しかし、怠け心でやるべきことを放棄した子供に対して「心配しなくて大丈夫、行く高校はあるよ」なんて気持ちにはなれません。
怠けた子供が私立高校に行くことになって、私がパートに出てその学費を捻出するなんてことも私の場合「なし」です。
子供には、前もってうちの高校の条件は伝えてあります。
その上でとった行動の結果は、高校受験の結果のみならず、その後の人生も含めて自己責任であるとよく言って聞かせてます。
自分が選んだ道なのだから、人のせいにはするなと。
親として、子供の向上心に対しては全力サポートの気持ちであるべきと思います。
しかし、何でもかんでも子供の尻拭いというのは、私は親の務めとは思っていません。
息子は自宅から自転車で通える高校に現役合格できました。
もし不合格だったら、高校浪人・夜間高校・就職、、、自分でその後のことは考えるように言ってありました。
義務教育の後は子供に一切口出ししないのが私の方針です。
仮に偏差値の高い高校で我が子がトップの成績だとしても「芸人になりたい」と言ってきたら、反対せずに「自分の思うようにしなさい」と言っていたと思います。
義務教育中に親として子供に伝えるべきことを精一杯伝えて接し続けたら、その時は伝わってないようでも、きっとゆくゆくの糧になる。
子供は自分の行動、考えに責任を持つことができる人間になるであろうと私は信じています。
息子は、勉強しなかった結果が「行く高校がない」になっていたかもしれません。
しかし、それは自己責任であり回避もできただろうことです。
全て自分の行動・選択の結果である事を認め、その後についてしっかり見つめ考えること。
シビアですが、これが私が義務教育中に子供達に伝えたことです。
高校生になった息子は、やはり勉強そっちのけな生活を送っていたのは、先生との面談や成績表をみれば歴然でした。
小学生、中学生と「勉強は面倒くさいから嫌いです」を言い続けてきた息子です。
大学進学なんて親の方が考えていません。
しかし、高校3年生になった息子は「大学に行きたい」と言ってきました。
(続く)
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