【宇都宮市の個人経営の塾】勉強をしない小学生、中学生をお子様に持つお母様方へのメッセージです。(その2)
2023/05/12
子どもに対して勉強するように言うのはなぜか。
子供の将来を考えて、具体的には将来進学などにおいて選択肢が増えるから、これが一般的なご意見ではないでしょうか。
しかしそれは結果的に付随してくる部分であって、自分の場合は実のところの本音は違うのではないかと思いました。
私もそうですが、学生時代にそれなりに勉強に取り組んできた親というものは子供にも当時の自分のようなものを求めがちなのではないでしょうか?
学校のテストでの順位、高校受験や大学受験など、自分が学生時代に経験した頑張りとそれに対しての評価を振り返れば栄光も後悔もあると思います。
そういう経験をした自分だから子供に勉強での頑張りを求めて、応援という形で子どもとの二人三脚がしたい、子供の頑張りとその結果を自分のことのように一喜一憂したい、これが本当のところかなと私は自分の心を見つめ直しました。
私が勉強ではなく、例えばスポーツの方で頑張ってきた人間であったなら、子供にも幼少の頃から同じものを習わせ、そして一緒に目標を追っていたのではないかと。
兎にも角にも学生時代に勉強をしてきた自分は大学を卒業し、大学を卒業したということが「努力してきた人間」とか「物事をわきまえてる人間」とか私の評価の一部となっているのは間違いないと思います。
仮に、実はそうじゃなかったとしてもです。
言葉を知らない、漢字を間違える、義務教育で習うことが分かっていないというのは、大人になってから付き合う人によってはすぐにそうであると知れてしまうことです。
自分が思うに、学生時代に勉強をしたという事実によって結果プラスになったことの方が圧倒的に多いです。
ですから、明確な将来の目標がないのなら、学生のうち特に義務教育中は子供は自分の仕事として勉強する方がいいと思います。
「なんで勉強しないといけない?」のと聞く子供に、当時私は次のように答えました。
生きていく上で必要な言葉、計算、それからこれまでに解明、発見されてきた色々なことを、学生の時に学ばなければいつ学ぶ機会があるの?と。
大人になったら忙しくなって、自ら学ぶとしたら必要と余程の理由がある時くらい。
それから、学生時代に「嫌だな」と思う気持ちがあっても、それを乗り越えて努力したことで得られる学歴だからこそ、その学歴はその人を評価する1つのものになる。
そして学生時代のその頑張りによっては、これから関わる人や自分の将来の選択肢は大きく変わってくると。
そんなことを話しつつも
「とにかく義務教育ってのは義務なんだから、勉強は子供の仕事なの!子供のうちはガタガタ言わずに勉強しろっ!」
が最終形でした笑
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